介護の仕事と資格は切っても切れない関係ですが、有料老人ホームの雇用形態や職種によっては、資格が無くても採用してくれる施設はあります。
よくあるのがアルバイトやパートの募集で、入居している高齢者が生活をする居室の清掃や、老人ホームのフロアの清掃や見守りといった仕事をしてくれる人を採用しています。
また、最初は簡単な掃除や、職員の仕事補助として働き、働きながら介護職員初任者研修を取得してもらう施設も多いです。
必ずしも、応募時に資格は必須ではないため、未経験かつ無資格の状態の方は、資格なしでもOKと書かれている求人を探して働けます。
もちろん、有料老人ホームへの転職を考えている人は、関連資格はあったほうが有利になります。
特に有料老人ホームで歓迎される資格が介護福祉士や介護職員初任者研修、介護職員実務者研修です。
転職を考えている人は、これらの資格取得をすれば転職できる可能性が高くなります。
また、介護業界未経験で知識も0という方は、最初は介護職員初任者研修の取得から目指すのも方法です。
その資格であれば数ヶ月程度で取得が出来ます。
介護福祉士は数年の実務経験や養成施設での勉強が必要と、取得するためには時間がかかりますが、介護職員初任者研修なら取得期間が短いので、有料老人ホームへの転職を考えている方にとってメリットがあります。
転職者希望者向けの教育訓練給付金制度を使って取得できる場合もありますので、経済面でもお得な資格です。